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ものづくりを支える匠たち

品質を維持していく、 スキルの高さが一番の自慢。
茨城工場工場次長 兼 製造技術課課長 (取材当時) 
倉持 高夫

「日本ベッド」の誇りを守る、 技術、そして、こだわり。

日本ベッドを支えているのは「手でつくる」ことです。マットレスもベッドも機械だけでつくれるものではありません。だから、その品質を維持するスキルの高さが一番の自慢だと思っています。 例えば、マットレスの側面を留めるような工程でも、ただ留めればいいということではありません。ここで手を抜くと仕上り寸法に影響してきますし、日本ベッドには、テープエッジが必ず真っ直ぐになるような、独自の技術があると自負しています。 製造工程には、どれ一つ取っても手を抜けるところはありません。それを支えてくれる課員には、本当に日々、感謝しています。昔からどの工程でも、一人ひとりが「これこそ日本ベッドの品質だ」という高い意識を持って、製品をつくっています。

長期の耐久性を支える、 厳しいチェック工程。

工場では、いつも長期の耐久性を考えたものづくりをしています。商品化の際には、JIS規格のクリアは当然として、それ以上の検査を行っています。 垂直荷重は100kgで必ず8万回。他にもローリング試験機というローラーをゴロゴロさせる機械で、150kgの負荷をかけて試験します。片道転がすと寝返り5回分ぐらいの負荷、往復では10回分の負荷になりますが、通常ならこれを5千回やればいいところ、日本ベッドでは1万回行います。ホテルに納入するベッドに関しては、修学旅行生が飛び跳ねたりするようなことも想定して、トランポリンのように跳ばれてもヘタらないよう、頑丈につくります。 うちの製品は、そう簡単には壊れません。中には30年使われたホテルもあるんですよ。
 

お客さまのご依頼には 誠心誠意お応えする姿勢で。

大変だと感じるのは、ホテルから今までにないものを依頼されたときです。あるとき「外国のお客さまは、広々としたところで寝られるようにベッドをくっつけて使う方が多い。単体でも、くっつけても、どちらでも使えるようなベッドをつくって欲しい」というご依頼がありました。 そのときには、ホテルの従業員通路のすべてを覚えるくらい何度も通って、担当の方と話し合いました。試作品も一つひとつ、丸一晩寝て、感触を確認していただきました。 通常、マットレスはボーダーワイヤーという鉄の枠線で周囲を囲っています。2台合わせると、その枠線が2本並んで体の下にくることになりますから、横になるとどうしても違和感が出てしまいます。そこでワイヤーの位置をマットレス側面の、体には当たらないところまで下げ、2台の間にセンターパッドを取り付けることで解決しました。 結局、完成まで2年かかりましたけど、大変ご好評をいただき、一般のお客さま向けの商品としても発売されました。 また、とあるホテルではいざ納入という段になって、サイズの問題で製品が通路を通らなかったんです。そのときには、運搬用の専用台車をつくって一緒にお納めしました。 日本ベッドは、それぞれのお客さまの事情に合わせて、臨機応変に自分たちでつくって何とかするんです。痒いところに手が届くようにしないと、信頼関係は築けないと思っていますから。例えそれが無理難題でも、うちには関係ないことだと投げ出したりせず、きちんとお応えする。「材料があれば、何でもやりますよ」っていう、そういう姿勢ですから。手間と時間はかかりますけどね(笑)。

理想のマットレスを求めて。

マットレスの理想は「究極の寝心地」を提供することだと思います。では「究極の寝心地は?」というと、どんなに突き詰めても、最後には「それぞれの好み」だということになってしまいます。 だから、製品としての答えはいまだに見つかりません。生まれ育ちや環境によっても寝る人の好みは分かれますので。 日本人の多くは畳に布団で眠る生活をしていましたから、私の若い頃はベッドもかたい方がいいと言われていました。でも今はだんだんと求められる寝心地が変わってきて、やわらかい方がいいという方も増えています。 詰め物で感触に変化をつけるメーカーもありますが、日本ベッドは、スプリングそのものの線径を0.1㎜刻みで変えて、寝心地をコントロールしています。眠りを科学するということが、日本ベッドの製品づくりのコンセプトでもありますし、それを具体化していくのが私の仕事だと思っていますから。 ずっとチャレンジ、チャレンジです。
 

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