眠れる森へようこそ

☆「旧:南青山の本社から…」の植栽通信です。

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(こちらは2020年7月から2021年7月までのアーカイブです)

 


7月、東京の南青山二丁目にある日本ベッド本社では、珍しいアカンサスの花が咲いています。

 

裏手にはギンバイカの可愛らしい白い花と蕾

 

くちなしの良い香りが漂っています。


2020.07.

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アカンサス(Acanthus mollis)の花言葉は「芸術(art)」「技巧(arfifice)」。ギリシャの国花。英名は「Bear’s breeches」。
キツネノマゴ科ハアザミ属の植物で、ヨーロッパではよく知られています。
アザミに似たその葉は古代ギリシャの昔から、建築物や室内装飾のモチーフとされてきました。
コリント式建築の円柱頭部、中世教会の天井画、家具、絨毯など、時代ごとの様式で用いられ、ウィリアム・モリスの壁紙デザインも有名です。

2020.07.

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東京の雨の季節もそろそろ終わり

 

ノリウツギの白は薄緑を含んで八月を待ちます。

 

カシワバアジサイの花房はエレガントな色合い

野性的な葉に囲まれ重たげにうなだれています。

 

ショールーム三階のバルコニーから、揚羽蝶はどこへ飛んで行ったのでしょう。


2020.07.

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「寛永江戸全図」は臼杵市臼杵図書館が所蔵する地図で、現存最古の江戸全体図です。
2001年から始まった臼杵市の絵図資料調査で存在が確認されました。2005年には年代の詳細な検討が行われ、それまで「明暦以前の江戸全体を窺い知る唯一の資料」とされてきた「正保江戸図」を更に遡る寛永末期年代のものであることが判明しています。
赤く印をつけたところが日本ベッドの本社位置です。
寛永、延宝とその変化を追って見ると、現在の南青山一帯は徳川家康重臣 青山大膳下屋敷であったことが記されています。
そもそもこのことがこの付近一帯の地名「青山」の起こりとなりました。

 

※「寛永江戸全図」:株式会社 之潮-Collegio- 2007年12月10日 第1版第1刷 発行 より、一部加工

2020.07.

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8月に入ると、日差しはすっかり強くなります。

 

柚子の葉も枝も、夏の色

 

ヤブランはひっそり薄紫

 

ギンバイカは花が落ち、実が膨らんできました。

 

木蔭のノシランはまだ蕾です。


2020.08.

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9月、日蔭の恋しい強い日差しの中、オリーブの実が色づいています。

 


2020.09.

 

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根元には、

 

早々に鳥の突いて落ちた実

 

蒸すような青空に、ミモザはぐんぐんと花芽を伸ばしています。

 

2020.09.

 

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残暑の空に、シマトネリコの翼果

 

 

穏やかに気持ちは秋に向かう、10月

2020.10.

 

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ギンバイカの実が色づいて来ました。

 

日蔭にはヤブコウジの赤い実

 

秋はオリーブの実にも深まっていきます。


2020.10.

 

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暖かい秋の午後

 

ギンバイカの実はすっかり色濃くなっています。

 

日が短くなって来ました。


2020.11.

 

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五階のテラスにイチゴノキがやって来ました。

 

2020.12.

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イチゴノキ(Arbutus unedo)は、ストロベリーツリーとも呼ばれ、名前に「イチゴ」と付きますが、バラ科のイチゴとは種類を異にするツツジ科イチゴノキ属の植物です。
その名の通り、果物の苺のような赤い実をつけます。果実は食べられますが、あまり美味しいものではないようです。

アイルランドから地中海沿岸に掛けたヨーロッパ地域が原産の小型常緑樹で、最近は日本でも広く見られるようになりました。

開花から実を結んで熟す迄に年を越し、一年半程の時間が掛かります。
秋頃に咲いた花が果実になり、翌年の冬に色づく頃には、また次の年の花が開いていて、花と実を同時に楽しむことが出来ます。

2020.12.

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テラスから年明け最初の日が暮れます。

佳い年になりますように。

2021.01.

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2月、寒さの中でミモザのつぼみが春を待っています。

 

赤い葉はブルーベリーの冬の色

 

三階テラスのミモザは少し気が早い

 

ヒヨドリの去った空はまだ冬の寒空です。

2021.02.

 

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3月、ミモザの春

 

喜びを集める眩しい黄色

 

2021.03.

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変わることなく日々をつなぐイチゴノキ

前の年の実はまだ青い

今年の花は花弁が落ちたばかり

赤らんで膨らむ手前です。

 

ミモザの花は駆け足で茶色くなり、次の葉を伸ばしています。

2021.03.

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コデマリの花に春が来ました。

 

アカンサスは緑濃くいきいき

 

自然の色形の不思議

 

雑草にも春

 

2021.04.

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コデマリの春が過ぎて行きます。

 

日蔭には春のモミジ

 

クチナシの芽に日が当たっています。

 

2021.04.

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本社バルコニーから鳥の鳴き声が聞こえます。

 

鳥の突いたキンカンの実

 

眩しい光に揺れるフェイジョアとクスノキ

 

つぼみはまだ固く、開くには時間がかかりそうです。

 

ミモザはマメ科

鞘に入った種が垂れ下がります。

 

綺麗な葉に囲まれて、可愛らしい花芽の見えるヤマボウシ

 

2021.04.

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5月の空に柚子が伸びています。

 

ミモザの葉の背比べ

 

細い葉に囲まれて、風に踊るメラレウカの花たち

 

シマトネリコの脇でフラッグが揺れています。

2021.05.

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みどりの伸びゆく5月

 

アカンサスは花茎が伸びて来ました。

 

苞はまだ固く瑞々しいみどりです。

 

モミジの蔭にカシワバアジサイの両性花

 

小さな葉は立派にカシワの形です。

 

メラレウカの葉は透き通るよう

 

上を向くギンヨウアカシアの若葉

 

踊るようなフェイジョア

 

柚子にはもう小さな青い実が生っています。

 

ノリウツギの開花はまだ先

 

ヤブコウジの脇にはこっそりドクダミが生えました。

 

2021.05.

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5月ももう終わり

春から初夏へ、花々の季節が移り替わります。

 

コデマリの花火のような花の後

 

オリーブには小さな花がいっぱいです。

 

シマトネリコの小さな小さなつぼみ

 

南国を思わせるフェイジョア

 

つぼみの産毛は桃のようです。

 

葉蔭にはいろとりどりのアジサイ

 

ヤマボウシは満開です。

 

アカンサスの花も盛りです。

 

足元にはそっとヤブコウジの花

 

カシワバアジサイに日が差しています。

2021.05.


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オリーブの実が膨らんで来ました。

 

 

日蔭にはまだ薄黄色い小さな実

 

明るいみどりはイチゴノキの今年の実

赤く色づくには時間が掛かります。

 

ミモザは早くも次の花芽を伸ばしています。

 

見上げるとシマトネリコの翼果

 

夏本番はこれからです。

2021.07.


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