☆「旧:南青山の本社から…」の植栽通信です。
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(こちらは2020年7月から2021年7月までのアーカイブです)
7月、東京の南青山二丁目にある日本ベッド本社では、珍しいアカンサスの花が咲いています。
裏手にはギンバイカの可愛らしい白い花と蕾
くちなしの良い香りが漂っています。
2020.07.
アカンサス(Acanthus mollis)の花言葉は「芸術(art)」「技巧(arfifice)」。ギリシャの国花。英名は「Bear’s breeches」。 |
2020.07.
東京の雨の季節もそろそろ終わり
ノリウツギの白は薄緑を含んで八月を待ちます。
カシワバアジサイの花房はエレガントな色合い
野性的な葉に囲まれ重たげにうなだれています。
ショールーム三階のバルコニーから、揚羽蝶はどこへ飛んで行ったのでしょう。
2020.07.
「寛永江戸全図」は臼杵市臼杵図書館が所蔵する地図で、現存最古の江戸全体図です。
※「寛永江戸全図」:株式会社 之潮-Collegio- 2007年12月10日 第1版第1刷 発行 より、一部加工 |
2020.07.
8月に入ると、日差しはすっかり強くなります。
柚子の葉も枝も、夏の色
ヤブランはひっそり薄紫
ギンバイカは花が落ち、実が膨らんできました。
木蔭のノシランはまだ蕾です。
2020.08.
9月、日蔭の恋しい強い日差しの中、オリーブの実が色づいています。
2020.09.
根元には、
早々に鳥の突いて落ちた実
蒸すような青空に、ミモザはぐんぐんと花芽を伸ばしています。
2020.09.
残暑の空に、シマトネリコの翼果
穏やかに気持ちは秋に向かう、10月
2020.10.
ギンバイカの実が色づいて来ました。
日蔭にはヤブコウジの赤い実
秋はオリーブの実にも深まっていきます。
2020.10.
暖かい秋の午後
ギンバイカの実はすっかり色濃くなっています。
日が短くなって来ました。
2020.11.
五階のテラスにイチゴノキがやって来ました。
2020.12.
イチゴノキ(Arbutus unedo)は、ストロベリーツリーとも呼ばれ、名前に「イチゴ」と付きますが、バラ科のイチゴとは種類を異にするツツジ科イチゴノキ属の植物です。 アイルランドから地中海沿岸に掛けたヨーロッパ地域が原産の小型常緑樹で、最近は日本でも広く見られるようになりました。 開花から実を結んで熟す迄に年を越し、一年半程の時間が掛かります。 |
2020.12.
テラスから年明け最初の日が暮れます。
2021.01.
2月、寒さの中でミモザのつぼみが春を待っています。
赤い葉はブルーベリーの冬の色
三階テラスのミモザは少し気が早い
ヒヨドリの去った空はまだ冬の寒空です。
3月、ミモザの春
喜びを集める眩しい黄色
変わることなく日々をつなぐイチゴノキ
前の年の実はまだ青い
今年の花は花弁が落ちたばかり
赤らんで膨らむ手前です。
ミモザの花は駆け足で茶色くなり、次の葉を伸ばしています。
2021.03.
コデマリの花に春が来ました。
アカンサスは緑濃くいきいき
自然の色形の不思議
雑草にも春
2021.04.
コデマリの春が過ぎて行きます。
日蔭には春のモミジ
クチナシの芽に日が当たっています。
2021.04.
本社バルコニーから鳥の鳴き声が聞こえます。
鳥の突いたキンカンの実
眩しい光に揺れるフェイジョアとクスノキ
つぼみはまだ固く、開くには時間がかかりそうです。
ミモザはマメ科
鞘に入った種が垂れ下がります。
綺麗な葉に囲まれて、可愛らしい花芽の見えるヤマボウシ
2021.04.
5月の空に柚子が伸びています。
ミモザの葉の背比べ
細い葉に囲まれて、風に踊るメラレウカの花たち
シマトネリコの脇でフラッグが揺れています。
2021.05.
みどりの伸びゆく5月
アカンサスは花茎が伸びて来ました。
苞はまだ固く瑞々しいみどりです。
モミジの蔭にカシワバアジサイの両性花
小さな葉は立派にカシワの形です。
メラレウカの葉は透き通るよう
上を向くギンヨウアカシアの若葉
踊るようなフェイジョア
柚子にはもう小さな青い実が生っています。
ノリウツギの開花はまだ先
ヤブコウジの脇にはこっそりドクダミが生えました。
2021.05.
5月ももう終わり
春から初夏へ、花々の季節が移り替わります。
コデマリの花火のような花の後
オリーブには小さな花がいっぱいです。
シマトネリコの小さな小さなつぼみ
南国を思わせるフェイジョア
つぼみの産毛は桃のようです。
葉蔭にはいろとりどりのアジサイ
ヤマボウシは満開です。
アカンサスの花も盛りです。
足元にはそっとヤブコウジの花
カシワバアジサイに日が差しています。
2021.05.
オリーブの実が膨らんで来ました。
日蔭にはまだ薄黄色い小さな実
明るいみどりはイチゴノキの今年の実
赤く色づくには時間が掛かります。
ミモザは早くも次の花芽を伸ばしています。
見上げるとシマトネリコの翼果
夏本番はこれからです。
2021.07.