日本ベッドが強いポリシーを持ってベッドをつくる背景にはこんな歴史があります。
明治時代、イギリスへ渡って西欧のライフスタイルに触れ、驚きと感動を覚えた1人の日本人、それが日本ベッドの創立者でした。
テーブルと椅子で食事をとり、ゆったりとしたソファに座って会話や音楽を楽しむ、そんなスタイルの、優雅で洗練された暮らしぶりと洋式家具の素晴らしさに、少なからずショックを受けた彼。
なかでも、日本にはまったく見られない「ベッドで眠る」スタイルに感化され、これを日本の生活に持ち込みたい、そう考えたのでした。
寝心地のよさはもちろん、彼はベッドの優れた点をほかにもたくさん見出しました。
例えば、ベッドは起き上がるときの動作が布団に比べて数段ラク、すなわち腰と背中に負担がかからないということ。
チリやほこりなどの浮遊物が多い床面近くより、ほこりも少なくきれいな空気が循環している床上30cm以上のほうが衛生的であること。
床の近くは冷たい空気が流れているけれど、少し高い位置なら冬でも比較的暖かな空気が流れていること。
つまり、床に敷く布団よりもベッドで寝るほうが、健康面でも衛生面でも優れているということだったのです。
さて、畳の上の薄い布団に寝る日本式スタイルにはない「ベッド独特の寝心地のよさ」の秘密は何か、そしてその優れた点を日本の生活になじませるためにはどうしたらよいか。
彼はベッド&マットレスという新しい寝具の製造法を研究して帰国、大正15年に日本初のベッド製造会社(日本ベッドの前身、日本羽根工業社)を設立しました。
これが日本でのベッドの歴史の始まり。日本ベッドという会社の歴史がそのまま、この国におけるベッドの歴史そのものなのです。
以来数十年にわたって、日本の生活習慣の中で快適な眠りを支える寝具がどうあるべきかを考え、開発し続けてきたのです。 |
「外観より、性能を」これが創業以来一貫して大切にしている考えです。
見せ掛けの華美を排して、機能と質とを徹底的に追求する企業理念は、現在でも変わることはありません。
快適な睡眠環境をつくるのは、何よりも製品のクオリティである。この基本姿勢を貫き通す根底にあるのは、ベッドという寝具を日本に初めて紹介し、国内のベッド産業をリードし続けてきた「パイオニア」としての誇り。長きにわたって愛され支持されてきたという自信です。
もちろん、生活環境や消費者のニーズの変化にともなって、さらに多彩な商品開発を進めていることは言うまでもありません。
子供からお年よりまで、都会で働くビジネスマンの寝室からリゾートホテルのベッドルームまで、あらゆる世代のあらゆる要望に応えられてこそ、ベッドメーカーのパイオニア。いつでも消費者の立場にたち、本当に快適なベッドライフを考えて努力を続けているのです。
そして、長年の実績を積み重ねるなかで養ったノウハウと最先端の技術を生かし、寝室のインテリアやベッド用品まで、幅広く展開。快適な眠りと睡眠環境をトータルに考えています。
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